議論と「差別」に係る十戒

https://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-3041.html から着想。
 
西村博之を反面教師として。
 
 
 
# 基本的に自分が無知であることを理解する。
  # 謙虚であるよう努める。
  # 知的誠実性を保つ。
# 自らの能力の限界や偏り(バイアス)を自覚する。
  * 誰にでも能力の限界や偏り(バイアス)はある。
  # 努めて公平に振る舞う。
# 自分に準じて、相手を尊重する。相手が礼節を保つ限りで、礼節を保つ。
   具体的には、人格攻撃、誹謗中傷や罵倒等をしない。
    また、相手のレスポンスには、努めて礼を言う。
    但し、相手が罵倒等をする場合のレスポンスとしては、この限りではない。
    例えば、対話可能性が無い者を相手にする必要はない。
  * これに、以下を加えても良いかも知れない。
   # 一定の範囲内において、コミュニケーションを継続する努力をする。
   # 一定の範囲内において、相手の言っていることを善意に解釈する(善解)。
  * 相手の人格は、それ自体、主張の論理性・妥当性とは関係しない。説得力には関係する。
# 議論や対話のルールを守る。詭弁を弄さない。
  具体的には、議題・論点等のすり替え等をしない。
# 根拠なくして他者を批判したり、○○であると決めつけたりしない。
  # 自分の主張には、合わせてその根拠を挙げる。
# 言葉や物事の意味を理解する。
  # 引用等は努めて正確にする。
  # 主張及び用語については、努めて他者が理解できる程度に敷衍し、又は定義をする。
# 枝葉末節に拘る余り、本来の目的を見失わない。
  # 合目的性や合理性を考慮する。
# 不正義又は不道徳な振る舞いをしない。
  特に、社会的に差別とされる行為(「差別」)をしない。
  また、「差別」(又は不正)を擁護しない。
# 何が「差別」(又は不正)であるかを知る。
  # 「差別」(又は不正)であるか否かは、反転可能性や公平性に注意を払いつつ、判断する。
# 自分も「差別」(又は迫害・攻撃)される側になりうることを理解する。
 

以上